すずき ともや   SUZUKI Tomoya
  鈴木 智也
   所属   広島修道大学  人間環境学部
   職種   助教
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2024/01
形態種別 著書
標題 河川生物の集団構造・遺伝的構造
執筆形態 分担
掲載誌名 河川生態学入門
掲載区分国内
出版社・発行元 共立出版
巻・号・頁 80-90頁
頁数 11
総ページ数 252
著者・共著者 鈴木智也
概要 河川は源流域から下流域まで連続的かつ大きく環境が変わり、それに伴って生息する生物種群も大きく入れ替る。本章では、河川源流や山地渓流河道などの河川の上流部に生息する種群に関して、これまでに提唱されている遺伝的構造パターンのモデルを紹介している。次に、河川の中流域や下流域に生息する種群の遺伝的構造の特徴、そして複数の小さな集団が形成する一つの大きな遺伝的集団であるメタ集団とソース–シンクの関係性について解説した。また、河川におけるワンドやたまりの重要性と山岳形成などの地理的イベントによって生じる遺伝子流動パターンについても触れている。