カワイ ノブハル
KAWAI Nobuharu 河合 伸治 所属 広島修道大学 経済科学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 環境と公共サービスの経済評価に関する一考察-ヘドニック・アプローチの基礎理論- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 「経済論集」(ノースアジア大学総合研究センター経済研究所) |
巻・号・頁 | (10),39-50頁 |
頁数 | 12 |
概要 | ヘドニック・アプローチは、環境条件や公共サービスの水準の違いがどのように地価あるいは住宅価格の違いに反映されているかを観察し、それをもとに住環境の価値の計測を行う手法である。住環境の価値を地価・家賃によって測定する方法は、資本化仮説(capitalization hypothesis)を背景としている。資本化仮説によると住環境改善の便益は地価や家賃の上昇に反映される。もしこの仮説が正しければ、地価を観察することによって便益を推定することが可能になる。本稿では、このヘドニック・アプローチについて、はじめにその前提となるキャピタリゼーション仮説について説明した上で、その歴史を簡単に確認し、RosenモデルとRobackモデルを中心に経済理論についてまとめている。 |