ミヤサカ カズオ   MIYASAKA Kazuo
  宮坂 和男
   所属   広島修道大学  人間環境学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/02
形態種別 学術論文
標題 コギト命題の行為遂行的解釈とディスクルス倫理学
――言語と倫理に関する《事実性》をめぐる考察――
執筆形態 単著
掲載誌名 人間環境学研究
掲載区分国内
巻・号・頁 20(通巻24),141-169頁
概要 本稿の前半部では、ヒンティッカによるコギト命題の解釈が検討される。ヒンティッカによれば、コギト命題の妥当性は、それが発言という行為遂行であることに基づいている。本稿の後半部では、この解釈に依拠するアーペルとハーバーマスの語用論哲学の内容について考察する。語用論哲学では、コギト命題を含めたあらゆる認識は、言語を用いて示される以上、発言行為において提示されるのであり、それゆえ、発し手と受け手および、この両者が共存する世界が前提する。ハーバーマスが提唱する「ディスクルス倫理学」とは、この前提に基づいて、コミュニケーションを通して合意が得られた規約を倫理的規則として採用しようとするものである。