キムラ ケイコ
KIMURA Keiko 木村 惠子 所属 広島修道大学 人文学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/07 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 算数科教師に内在する授業構成原理に関する研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 数学教育学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 全国数学教育学会 |
巻・号・頁 | 第23巻(第2号),15-29頁 |
頁数 | 15 |
著者・共著者 | ◎木村恵子(広島修道大学),(岡崎正和(岡山大学),渡邊慶子(滋賀大学) |
概要 | 本研究は日本型算数科授業の特徴を抽出するために,時代性を背景として教師間で共有された「よい授業」の内実を明らかにすることをめざし,現代と異なった指導原理をもと昭和初期の生活算術運動の授業記録を用い,ベテラン算数科教師2名に,算数科授業についてインタビュー調査を行い,授業構成原理に関わる視点を談話の中から得ることができた。談話内容を分析すると①授業構成の視点,②授業校背の段階,③「物語的一貫性の視点から授業を分析する視座」からの吟味,の3点での分析が可能であった。したがって,算数科教師の授業構成原理を抽出する方法として,算数科教師は授業記録を素材として自分自身の授業構成について語ることが可能であることが明らかになった。 |