タチバナ ヨウスケ
TACHIBANA Yosuke 橘 洋介 所属 広島修道大学 商学部 職種 教授 |
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発表年月日 | 2016/10/09 |
発表テーマ | 線形費用関数を用いた混雑モデルのナッシュ遂行可能性と現実応用性 |
会議名 | 日本交通学会 第75回 研究報告会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 一橋大学一橋講堂 |
概要 | 市場が効率的な配分をもたらし得ない環境下においても、効率的な姿を実現させるための「実効的」な政策手段は存在する。効率的な姿を実現するためには消費者の真の選好表明が必要となるが、この真の選好表明を得られるか否かは、政策の実施にあたって政策の妥当性を左右する決定的な意味を有する。その中には、真の選好表明が得られないことが導入の最大の障害の一つであった混雑課金制度が含まれる。そこで、混雑課金制度のうち、道路利用者に真の選好表明をさせることができ、かつ効率的な配分を実現させることができる制度とはどのような制度であるのかを明らかにするとともに、そのような制度の一つであるボトルネックモデルがNash遂行可能であることを証明し、現実の政策への応用について非常に大きな優位性を有することを論じた。 |