前年度の点検・評価項目
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●1.授業の方針や授業計画と実際の授業の内容及び授業目標の達成度
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授業の方針としては、ソフトウェア開発および導入に関する分野において、自ら考えてその時点での解決策を導き出せる人材の育成を目指している。実際の授業の内容については、公表されているデータ等も用いながら近年の動向を取り込むようにしている。また、公開済みの資格試験の過去問題等を練習問題として用い、定期的に問題と解答解説を組み合わせて行うことで、理解が深まるよう工夫している。具体例を通じて理解が深まるよう、実務家をゲストスピーカとして招いた授業も取り入れるよう試みている(2023年度についても学外関係者と調整する)。一部の実習科目では臨機応変な対応が必要になることもあるが、授業計画通りに実施できている。授業目標の達成度も概ね良好である。
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●2.(1)教育内容・方法の工夫
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技術進歩が早く、社会的変化も大きい分野を扱っているため、「本質は何か」を理解してもらえるような授業内容になるよう心がけている。また履修学生によっては、興味の度合が異なるため、授業で扱った内容だけでなく、広く自習が行える情報を提供するよう努めている。教育方法については、特に大規模授業においては、復習にも役立つようにe-Learningシステム(Moodle)を活用し、科目によっては実務家をゲストスピーカとして招くなど、興味関心を持てるよう試みている。ソフトウェアⅠ・Ⅱの科目については、技術の発展と社会的ニーズの変化が大きいことから年々シラバスレベルで見直す必要が増している。この点は今後特に改善を継続し続ける必要があるが、本質的なことを学ぶ時間や内容を確保するよう留意する。
担当科目とは別に、能動的な学びを行える機会の提供や、複数の教員で協力して授業外で資格取得の支援(学科の情報関連カリキュラムに広く関係する資格の取得支援)なども行っている。
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●4.学生による本学の授業評価アンケート(独自のものでも可)の実施、分析、結果の活用状況
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授業評価アンケートの実施は、全学の方針で毎年実施されている。2022年度に実施されたアンケートの中でも、特に継続調査している科目の結果については、常に前回調査結果との比較を行い、項目別に見て特に評価の低い項目について改善を試みている。自由記述なども参考に、良い提案については次の機会にすぐ改善できるよう努めている。2022年度はソフトウェアⅠの自由記述を参考に、ソフトウェアⅡでの進め方に反映させた。
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●5.公開授業の実施状況
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「ソフトウェアⅡ」の授業を公開し、参観者3名からフィードバックを得た。オンラインでの参観であったため、助言はゲストスピーカへのフォローにすぐに活かすことができた。2023年度の授業でもし同じ形式を用いる回があれば授業改善に活かしたい。
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●7.学生からの勉学(単位僅少学生への対応など)、生活、進路・就職などの相談への対応
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勉学、生活、進路・就職に関して、担当学生を中心に相談に応じている。
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●9.学生の課外活動に対する支援(本学のサークルの部長・顧問としての活動)
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該当なし
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