イシヅカ ヒロユキ
ISHIZUKA Hiroyuki 石塚 浩之 所属 広島修道大学 人文学部 職種 教授 |
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研究期間 | 2022/04~2023/03 |
研究課題 | 英日通訳翻訳における語順処理 順送り訳の歴史・理論・実践 |
実施形態 | 科学研究費補助金 |
研究委託元等の名称 | 日本学術振興会 |
研究種目名 | 2022年度 研究成果公開促進費(学術図書) |
科研費研究課題番号 | 22HP5056 |
キーワード | 通訳、翻訳、語順処理、順送り |
科研費分類 | 言語学 |
研究制度 | (選択しない) |
代表分担区分 | 研究代表者 |
代表者 | 石塚浩之 |
連携研究者 | 水野的、船山仲他、長沼美香子、岡村ゆうき、山田優、溝脇孝哲、小川陽香、平岡祐資、稲生衣代、畑上雅朗、辰己明子 |
概要 | 本書は日本通訳翻訳学会の研究会における研究活動の総括である。 序論では順送り訳の概念を導入し、本書の問題意識を明らかにする。第1章は歴史的観点から順送り訳の源流と展開を記述する。第2 章から第4章は理論編であり、順送り訳の背後にある概念の働きを論じた第2章、通訳記録の分析から非言語的概念の操作を記述した第 3章、情報構造の観点から順送り訳の妥当性を論じた第4章から成る。 第5章から第7章は実証編であり、字幕翻訳をテキストマイニングの手法で分析した第5章、順送り訳の出現頻度を定量化した第6章、 訳の順序の違いが読みの負荷に及ぼす影響を計測した第7章から成る。 第8章および第9章は現場報告である。第8章では現代の通訳現場におけるサイトラ実務の変化を報告する。第9章は現役通訳者が順送 り訳を意識した同時通訳を試みた結果の報告である。第10章は順送り訳の英語教育への応用に関する調査報告である。 |