ミヤサカ(コンノ)カズオ
MIYASAKA Kazuo 宮坂(今野)和男 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 『語用論的転回』以後の哲学的倫理学--『ディスクルス倫理学』に関する基礎的ノート(上)-- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 広島修大論集 (人文編) |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 37(1(2)),421-441頁 |
頁数 | 21 |
概要 | 今日的な言語論的哲学の観察の下では、どのような形態の倫理学が構想されうるか、を考えるための論文である。本稿では、その範型を与えるものとして「ディスクルス倫理学」について検討する。これは現代ドイツにおいて講じられているもので、これを構想している哲学者たちは、言語について考える際、「語用論(pragmatics)」を最も根本的なものと見なしている。このような観点からどのような倫理学が構築されるかを見るための準備作業として、本稿ではまず、カントの倫理学の特質と問題点について論じた。(21頁) |