ソゴウ ハヤト
SOGO Hayato 十河 隼人 所属 広島修道大学 法学部 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | スウェーデン量刑法の生成と構造(1) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 早稲田大学大学院法研論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 早稲田大学大学院法学研究科 |
巻・号・頁 | (171),209-230頁 |
著者・共著者 | 十河隼人 |
概要 | (209–230頁、97–122頁、147–172頁、177–203頁)
スウェーデンの量刑法は、均衡原理を徹底する量刑モデルを示すことに着目し、その立法経緯と現行の規定内容とを、スウェーデン語資料を参照しながら調査する。その結果として、第一に、一般に均衡原理は応報刑論と結びつけられるが、同国量刑法の基盤は積極的一般予防論にあること、第二に、同国量刑法は予防的考慮を基本的に排除するが、その代わりに、「衡平理由」と呼ばれる責任とも予防とも無関係な量刑事情群を規定することで、結論の妥当性を確保していることを明らかにする。 |