マキセ ショウマ
MAKISE Shoma 牧瀬 翔麻 所属 広島修道大学 人文学部 職種 助教 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/05 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 公立高校教育系コースは大学教職課程の前倒しとなるか?-教員へのヒアリングを手掛かりに- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 『教育行政学研究』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 西日本教育行政学会 |
巻・号・頁 | (45),93-104頁 |
頁数 | 12 |
著者・共著者 | 牧瀬翔麻・大西圭介・寝占真翔 |
概要 | 本稿は、公立高校教育系コースの教員へのヒアリング調査を通じて、コース運営の実際と課題を整理するとともに、高校教育系コースが大学における教員養成の「前倒し」と位置づけられるのかを検討したものである。先行研究では、教育系コースを教員養成の「前倒し・早期化」と評価するものが多かったが、複数校の教員へのヒアリングからは、自らが「前倒し」を積極的に担っていると捉える認識は薄く、むしろ中等教育段階であることを強調し、職業選択の理解を深めるキャリア教育的な要素を意識していることが明らかとなった。教員採用や養成が年々早期化するなかで、教育委員会や教員養成系の大学・学部と高校教育側の認識の乖離を指摘し、全国的に広がる高校教育へのプレ教員養成の動向を注視する必要があることを示した。(牧瀬翔麻・大西圭介・寝占真翔による共著。筆頭著者である牧瀬が執筆し、大西・寝占のコメントを反映した。pp.93-104) |