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イトウ カヨコ
ITO Kayoko 伊藤 賀与子 所属 広島修道大学 国際コミュニティ学部 職種 留学生教育担当契約教員(講師) |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2026/02 |
| 形態種別 | 学術論文 |
| 標題 | 国際共修における共通語としての日本語による説明活動の効果―日本人学生と留学生の比較を通して― |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 広島修大論集 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 広島修道大学 |
| 巻・号・頁 | 第66巻(第2号),39-51頁 |
| 頁数 | 12 |
| 概要 | 本研究は、日本語を共通言語(Japanese as a lingua franca: JLF)として用いた説明活動が、多文化協働学習環境において日本人学生および留学生にどのような影響を及ぼすのかを検証することを目的とする。学生は、説明課題を含むJLFベースのグループプロジェクトに取り組み、その後、質問紙調査およびリフレクションレポートを実施した。量的分析の結果、特にグループディスカッションにおける課題の難易度と学習成果との間に有意な正の相関が認められ、認知的負荷の高い説明活動が理解の深化を促進することが明らかになった。質的分析では、日本人学生は異文化交流への関心から、より聞き手志向の日本語使用へと焦点を移行させ、留学生は説明方略における言語的・文化的差異への気づきを高めていた。両者ともにメタ認知的気づきが向上し、異文化間コミュニケーション能力の改善が確認された。これらの結果は、JLFを用いた協働学習環境に説明活動を組み込むことが、相互理解、言語適応力、そして省察的コミュニケーション能力の育成において教育的に重要であることを示している。 |