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ミヤサカ カズオ
MIYASAKA Kazuo 宮坂 和男 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 教授 |
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| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 1997/03 |
| 形態種別 | 学術論文 |
| 標題 | 『語用論的転回』以後の哲学的倫理学--『ディスクルス倫理学』に関する基礎的ノート(下)-- |
| 執筆形態 | 単著 |
| 掲載誌名 | 広島修大論集 (人文編) |
| 掲載区分 | 国内 |
| 巻・号・頁 | 37(2),173-202頁 |
| 頁数 | 30 |
| 概要 | 学術論文「『語用論的転回』以後の哲学的倫理学-『ディスクルス倫理学』に関する基礎的ノート(上)-」の続き。本稿では、ディスクルス倫理学の立場を代表するアーペルとハーバーマスの議論について検討した。アーペルの構想の不十分な点を指摘し、その点を踏まえてハーバーマスの構想について検討した。本稿の主たる眼目は、カントが提示した「普遍化原理」がディスクルス倫理学においてどのように引き継がれているか、をたどることである。ディスクルス倫理学においては、「普遍化原理」が、討議における発言の機会均等性として捉えられていることが明らかになった。なお、「ディスクルス倫理学」が抱えることになる課題を明確にすることができた。(30頁) |