ミカミ タカノリ
MIKAMI Takanori 三上 貴教 所属 広島修道大学 国際コミュニティ学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/02 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 『グローバル・ガヴァナンス論』 |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 法律文化社 |
総ページ数 | 314 |
担当範囲 | 第2章「グローバル政治化――断片化するサイバースペース」 |
概要 | インターネットによって世界がつながることに期待は高まった。ハーバーマスによる熟議民主主義、公共圏の創設にも役に立つメディアがインターネットであるとみなされた。しかしWWWや電子メールを第1世代とするなら、ブログ、ツイッター、フェイスブックなどの第2世代は刹那的意見の発信ツールとなっていて公共圏的な場を創出しているとは言い難い。パットナムは新聞を市民共同体における市民性の表出として重視したが、インターネットに多く接触する世代ほど新聞を読まない。第2世代のツイッターなどは世界を断片化こそすれ、対話にも討議にも適していない。フェイスブックの「いいね!」など「みかけの双方向」に過ぎない。(本体314頁の内、第2章「グローバル政治化――断片化するサイバースペース」28―41頁担当) |