ヤギュウ カズシゲ
YAGYU Kazushige 柳生 一成 所属 広島修道大学 法学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/01 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
招待 | 招待あり |
標題 | 私人を対象とする国連金融制裁の実施措置に対してのEU司法裁判所が行う司法審査の意義 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 国際法外交雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 117(4),97-124頁 |
頁数 | 28 |
概要 | 国連安保理が課したアルカイダ・ISISを対象とする金融制裁を実施するEU措置に対して、EU司法裁判所が基本権保障を根拠とする司法審査を行うことは広く知られるようになったところ、近時のEU司法裁判所は司法審査の対象を行政段階と司法段階の2つとし、それぞれにおいて、制裁の実効性を確保することによる国際の平和と安全の維持と、制裁対象私人の基本権保障とのバランスを図る。近時の判決は、著名なKadi事件における基本権保障の強調をやや修正する傾向があること指摘した。 |