オオタ コウシロウ
OTA Koshiro 太田 耕史郎 所属 広島修道大学 経済科学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | The New Viewpoints and New Solutions of Economic Sciences in the Information Society |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | Kyushu University Press |
巻・号・頁 | 125-141頁 |
頁数 | 17 |
総ページ数 | 141 |
担当範囲 | Ch.9 The Function of the Copyright Mechanism: The Coordination of Interests of an Innovator and an Improver |
著者・共著者 | S.Hiraki and N.Zhang eds. |
概要 | ICT産業では発明はしばしば累積的となる。そこで,発明者に強い権利を認めると,後の発明(改良)が制限され兼ねない。発明者の権利が弱ければ,元々の発明が制限され兼ねない。そこで,最適な保護の問題は発明者と改良者の利害を調整する形で解決される。本稿ではイノベーションを促進するために両者の利害を調整する法的措置として米国著作権法の仕組みを考察する。著作権の利害調整メカニズムは財産権の制限と製品差別化の要求から構成される(同様のメカニズムは米国電気通信法やトレード・シークレット法にも見出される)。標準的な経済モデルを使った理論分析と3つのケース・スタディによりこうしたメカニズムの有効性が確認された。 |