ニシモリ アキコ
NISHIMORI Akiko 西森 章子 所属 広島修道大学 人文学部 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/12 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 小学校通知表・評価観点に見る学力観の分析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本教育工学会論文誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本教育工学会 |
巻・号・頁 | 33(Suppl.),181-184頁 |
頁数 | 4 |
担当範囲 | 第一著者 |
著者・共著者 | ◎西森章子・細川和仁・後藤真一・古川治・浅田匡 |
概要 | 本研究では、学校や教師が、授業実践を通じて子どもたちに付けたいと考える力を、「実践レベルの学力観」であると考え、その「学力観」を捉えることを試みている。具体的には、通知表に収められた評価観点をテキストデータとみなして、1993年度と2003年度に収集された全国小学校(6年生)の通知表内の評価観点を対象に、認知過程カテゴリーに基づく分析を行った。その結果、(1)1993年度から2003年度にかけて、実践レベルの学力観には大きな変化は見られないこと、(2)学習者が自らの発想に従って学習を導くといった能動的な認知プロセスが、受動的な認知プロセスと共に重視されていること、(3)教科ごとの学力観には固有性があり、これらによって「実践レベルの学力観」が相補的に形成されている可能性があること、が示された。 |
DOI | https://doi.org/10.15077/jjet.KJ00005927807 |