タカダ ミネオ
TAKADA Mineo 高田 峰夫 所属 広島修道大学 人文学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/07 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 「ロヒンギャ」のチョール移転―バングラデシュ側の対応が意味すること― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東南アジア研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 62(1),47-69頁 |
頁数 | 22 |
概要 | バングラデシュには2016年から2017年の2度にわたり、合計約80万人にも及ぶ大量の「ロヒンギャ」の人々がミャンマーのラカイン州からミャンマー軍の圧迫を避けるために移入した。バングラデシュ政府はその一部をベンガル湾の孤島ばシャン・チョールに移転する計画を打ち出し、実行した。この計画は、同政府がロヒンギャ問題の唯一の解決法は彼らの帰還しかない、としてきた同政府の従来の姿勢を根本的に変更したものではないか、と大きな反響を巻き起こした。本研究は、同計画の立案段階から移転実施後までの状況を子細に検討し、同政府の姿勢は一貫していること、むしろ「ロヒンギャ」への監視・隔離をより強化するために同計画があることを論証した。 |
researchmap用URL | https://www.jstage.jst.go.jp/article/tak/62/1/62_47/_article/-char/ja |