ナカゾノ ヒロユキ   NAKAZONO Hiroyuki
  中園 宏幸
   所属   広島修道大学  商学部
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2020/05
形態種別 学術論文
標題 新型コロナウィルス感染症への組織対応に関する緊急調査 : 第一報
執筆形態 共著
掲載誌名 IIR Working Paper
掲載区分国内
出版社・発行元 一橋大学イノベーション研究センター
巻・号・頁 20(10)
頁数 17
担当範囲 共同研究につき本人担当部分の抽出不可能
著者・共著者 原泰史・今川智美・大塚英美・岡嶋裕子・神吉直人・工藤秀雄・高永才・佐々木将人・塩谷剛・武部理花・寺畑正英・中園宏幸・服部泰宏・藤本昌代・三崎秀央・宮尾学・谷田貝孝・中川功一・HR総研
概要 本報告は、経営学者18名とHR総研が2020年4月17日から24日に共同実施した「新型コロナウィルス感染症への組織対応に関する緊急調査」の速報である。日本全国に所在する314社への調査より、1)業種を問わず7割以上の企業が売上減となっていること、2) 同じく7割以上の企業が、新型コロナウィルス感染症による影響は6か月以上の長期に及ぶだろうとみていること、3)ほとんどの企業は雇用を最大限維持しようと配慮していること、4)テレワークは8割以上の企業で広範に採用されつつあること、5)従業員のコミュニケーションやメンタルに悪影響が出始めていること、等といった実態が明らかとなった。これらのことから、経営者・従業員に対しては、業容・働き方の転換、従業員のコミュニケーション改善とメンタルケアが提言され、政策立案者に対しては、特定業種の優遇ではなく全産業的な補償・対策が必要となることが提言される。