ウノ ノブヒロ
UNO Nobuhiro 宇野 伸浩 所属 広島修道大学 国際コミュニティ学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1988/07 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | モンゴル帝国のオルド |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『東方学』第76輯 |
巻・号・頁 | pp.47-62頁 |
概要 | 家畜の群との共生という特殊な自然・社会環境に生きる遊牧民モンゴル人が国家を形成した場合、その中心となる宮廷がどのような特殊な形態をとるかを分析した論文。モンゴル帝国の大ハンの宮廷(オルド)について4人の皇后がそれぞれに居住する固定的な宮廷が4ヶ所に設置され、大ハンがその間を移動していたとする従来の通説を否定し、宮廷自体が、皇后、重臣、親衛隊及び住居、家畜その他必要な一切を含む大遊牧集団であり、4ヶ所の季節的な牧地を巡って移動していたことを実証し、また宮廷の駐営様式についても明らかにし、遊牧国家の中枢機構である宮廷の実態を解明した。(16頁) |