マエダ ホシ
MAEDA Hoshi 前田 星 所属 広島修道大学 法学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/01 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | ヨーロッパ近世刑事司法の中の魔女裁判(6):ハインリヒ・フォン・シュルトハイスの『詳細なる手引き』を手掛かりにして |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『北大法学論集』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 北海道大学法学研究科 |
巻・号・頁 | 71(5),209-251頁 |
頁数 | 43 |
著者・共著者 | 前田星 |
概要 | 博士論文を加筆修正した連載の第6回目。博論の第三章第一節および第二節(1)~(4)に該当。本稿の第二の論点である、魔女術罪の組織犯罪性について論じている。魔女が集団であるというイメージは、魔女の仲間をあぶり出さねばならないという危機感を当局側に与えた。そのこと自体はしばしば魔女裁判の拡大の原因の1つとして取りあげられてきたが、そのイメージが実際に魔女裁判の手続上でどのような影響を持っていたのかについては、議論は尽くされてこなかった。それ故、本稿では、魔女の組織のイメージ、血縁関係の重要性、尋問の主眼、供述の信憑性などに分けて議論を展開した。 |