ヤマウチ アリノブ
YAMAUCHI Arinobu 山内 有信 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 酵母を用いた簡易解糖系実験による実験考察の初期訓練およびグルコース定量法変更の適応性確認 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 健康科学論 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 広島修道大学 |
巻・号・頁 | 7(1),1-11頁 |
頁数 | 11 |
担当範囲 | 研究主担当 |
著者・共著者 | 単著:山内有信 |
概要 | 動物細胞においては,細胞内にグルコースを取り込み,解糖系を経てクエン酸回路ならびに電子伝達系につなげてエネルギー産生を行っている。この一連の代謝経路のうち,最初の段階である解糖系では,ピルビン酸の生成が終点とされる。健康栄養学科では,生化学や基礎栄養学で学んだ糖代謝の一端について理解させることを主目的として動物細胞の代わりに酵母を用いたピルビン酸生成実験を行っている。この実験結果について,ほとんどの学生が反応時間が長いほどピルビン酸生成量が増加すると事前予測をするが,実際の結果は異なる。本報告では,この予測と異なる結果を用いた実験考察の初期訓練について紹介する。また,グルコース定量法として従来用いていたムタロターゼ・グルコースオキシダーゼ – ペルオキシダーゼ法による分析キットの販売終了に伴う代替法としてジニトロサリチル酸法の適応性を検討した。その結果,ジニトロサリチル酸法への変更で問題がないことを確認した。 |