ニシモリ アキコ
NISHIMORI Akiko 西森 章子 所属 広島修道大学 人文学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 大学生における日常的有効性認知を指標とした数学学習内容の分析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本教育工学会論文誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本教育工学会 |
巻・号・頁 | 28(Suppl.),213-216頁 |
頁数 | 4 |
担当範囲 | 第一筆者 |
著者・共著者 | ◎西森章子・岡本真彦・三宮真智子・加藤久恵 |
概要 | 数学的思考から日常的思考への転移プロセスを検討するために、日常的有効性認知(日常生活で役にたつ度合いの認知)を指標として、6つの数学学習内容の分析を行った。その結果、以下の点が明らかになった。(1)数学に習熟している大学生であっても、必ずしも数学学習内容と日常生活とを結び付けながら問題れいや場面例を産出できるわけではない。(2)学習内容の中でも、「方程式の利用」と「証明」への有効性認知にはばらつきがあり、特に学力定位群の認知は低い。ここから、転移を導くためには、数学学習内容に習熟させるだけではなく、学習内容への有効性認知を高めるような教育的介入を行う必要があることが示唆される。特に、それらの介入は学力低位群にとって有効であると考えられる。 |
DOI | https://doi.org/10.15077/jjet.KJ00003730705 |