ヤマウチ アリノブ   YAMAUCHI Arinobu
  山内 有信
   所属   広島修道大学  健康科学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2025/06
形態種別 学術論文
査読 査読有り
標題 大学生におけるクロノタイプ別の食生活状況,自覚症状(不定愁訴)及び軽度うつ症状の比較[筆頭論文]
執筆形態 共著
掲載誌名 食育学研究
掲載区分国内
出版社・発行元 日本食育学術会議
巻・号・頁 19(1),3-8頁
頁数 6
担当範囲 研究責任者として,調査研究全般および執筆
著者・共著者 共著者:山内有信,井上凛,村上淳
概要 【目的】朝型・夜型生活(クロノタイプ)の違いが,大学生の食生活状況や不定愁訴及び軽度うつ症状にどのような影響をもたらしているかについて検討することを目的とした。
【方法】主に大学1年次生を対象としてクロノタイプ(朝型・夜型質問票-自己評価版),不定愁訴の状況(日本産業衛生学会産業疲労研究会「自覚症調べ」),軽度うつ症状スクリーニング(東邦大式「軽度うつ自己診断シート」及び26問で構成した独自作成の食習慣状況評価調査を行い,350名について解析した。
【結果と考察】夜型生活は食習慣状況評価点が朝型及び中間型に比べて有意な低値を示し,生活スタイルが夜型にシフトするにつれて,“だるさ症状”を除くすべての不定愁訴区分及び総合自覚症状(不定愁訴全体)で有意な低値を示した。また,軽度うつ症状の状況についても夜型生活は朝型と中間型に比べて評価点が有意に低かった。これらのことから,夜型生活の学生は,食生活が乱れ,自覚症状(不定愁訴)や軽度うつ症状の出現傾向が強いことが示唆された。
担当部分:研究責任者として,調査研究全般および執筆