ニッタ ユミコ
NITTA Yumiko 新田 由美子 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 被爆女性たちの健康管理、75年 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 健康科学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 広島修道大学 |
巻・号・頁 | 4(1),1-15頁 |
著者・共著者 | ◎新田由美子 |
概要 | 被爆75年を迎え、全ての原爆被爆者が後期高齢者となり、その平均年齢は82.2歳になった。遺伝的背景、被爆状況と被ばく線量、生活習慣、医療環境および福祉環境の違いが75年間に積み重なり、平均年齢という指標に表象される。女性被爆者6人を対象に、健康管理を縦断的に調査した。このうち2人が広島市街地の豪雨に被災した。1名は豪雨被災が健康管理手当受給の引き金となり、他の1名は豪雨被災を被爆者訪問介護等利用料金助成で凌ぐこととなった。高線量曝露をうけた直爆者の2人は82と68歳で死亡した。40歳で放射線被ばくを原因とする疾患をそれぞれ発症した。医療手当と健康管理手当で対応したが、被爆の晩発影響による寿命の短縮は克服できず、被爆75年を迎えられなかった。 |
researchmap用URL | https://www.shudo-u.ac.jp/research/8a21710000000msx.html |