シマザキ タイチ
SHIMAZAKI Taichi 嶋﨑 太一 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 助教 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | カントにおける慣性法則の成立 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | HABITUS |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 西日本応用倫理学研究会 |
巻・号・頁 | 19,67-84頁 |
著者・共著者 | 嶋﨑太一 |
概要 | カント『自然科学の形而上学的原理』の力学の第二法則である慣性法則について検討した。カントの慣性法則は、批判期においては、慣性力の概念を退け、消極的な慣性理解をもっていたという点でニュートンを的確に継承していた点を明らかにした。その上でカントの慣性法則論はヴォルフの促動概念から影響を受けており、ニュートン力学とは異なる概念を前提しつつニュートン力学を受容していたという特殊な科学史的状況に置かれていたと結論付けた。 |