モリカワ アキラ
MORIKAWA Akira 森河 亮 所属 広島修道大学 法学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | プロジェクトアドベンチャーの手法を取り入れた体験学習が社会的人間関係の育成に及ぼす効果 ―「アクティビティ」との関係(追加調査)― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 修道法学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 広島修道大学 |
巻・号・頁 | 39(1),47-77頁 |
頁数 | 31 |
概要 | 大学生の「自己理解」「他者理解」「協力・協調」および「主体性」、それぞれに関わる能力にプロジェクト アドベンチャー(PA)の手法を取り入れた体験学習のどの活動(アクティビティ)が影響を及ぼしているのかを検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
「課題解決」のアクティビティは、課題達成の過程で何度もエラーを繰り返し、そのエラーを「個人」ではなく「グループ全体」のエラーとしてとらえることを通して「他人の失敗を許すことができる」態度や意識を高める。また、グループ全員で一つの課題に取り組み、「意見や目標の共有」と「相互支援」を行うことを通して「周りの人と協力しようとする」態度や意識を高める可能性がある。 「ビーイング」のアクティビティは、グループでの話し合いを行い「共通認識の後に可視化する」ことを通して「自分勝手なわがままを言わない」態度や意識を高めることに少なからず影響を与える。 「ハイエレメント」のアクティビティは、「不安定な高所での不安感や恐怖心」を抱きつつも「目標を設定しチャレンジする」ことを通して「困難を乗り越えようとする」態度や意識を高める可能性がある。 |