ミヤサカ(コンノ)カズオ
MIYASAKA Kazuo 宮坂(今野)和男 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006/10 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 知覚と言語的意味に関する考察―フッサール現象学に即して― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東北大学哲学研究会『思索』 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (39),45-62頁 |
頁数 | 18 |
概要 | 人間の知覚に言語が負荷しているか否かというよく指摘される問題に、フッサール現象学の観点から答えることを試みたもの。前期・中期のフッサールでは、経験と言語との関わりを恣意的と見なし、言語的意味を経験から切り離して考察する、ソシュールに近い見方が取られている。だが後期のフッサールは、そこから知覚的経験に遡ろうとする姿勢がとられており、本論文は、この後期フッサールの方向に同意することを論じている。すなわち、言語に知覚が先行すると考えるのである。 |