サカネ ヨシヒロ
SAKANE Yoshihiro 坂根 嘉弘 所属 広島修道大学 商学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2003/06 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 『戦後日本の食料・農業・農村第1巻 戦時体制期』 |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | 農林統計協会 |
巻・号・頁 | pp.41-54 pp.133-168頁 |
頁数 | 50 |
著者・共著者 | 野田公夫(編者)ほか10名 |
概要 | 担当部分:第Ⅱ部第2章「農地」、戦時農業についての農業生産諸要素のうち、農地についての検討。日中戦争期、太平洋戦争期に分けて検討した。戦時期は食糧増産が最重要課題であったが、農林省はそのために土地改良事業を飛躍的に強化した。第2次・第3次食糧増産対策事業の増収実績、暗渠排水等事業ごとの増収効果、小作料への影響、小作地返還の動向について、農林省行政文書を用いて実証的に検討した。担当部分:第Ⅲ部第2章「農地問題と農地政策」、pp.133-168戦時農地政策のうち、小作料統制令、臨時農地価格統制令、臨時農地等管理令、農地交換分合についての検討。新資料である農林省行政文書をはじめ、府県庁行政文書、市町村行政文書により、実証的に検討した。生産者第一主義による小作人優遇の諸政策がとられたが、そのなかでもいかに労働誘因を付与する仕組みを作っていくのかが、分析のポイントである点を指摘した。 |