ニッタ ユミコ
NITTA Yumiko 新田 由美子 所属 広島修道大学 健康科学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | レモンエゴマ(Perilla citriodora)のドメスティケーション(domestication)に関する研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 広島修道大学 健康科学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 広島修道大学 |
巻・号・頁 | 5(1),33-38頁 |
頁数 | 6 |
著者・共著者 | ◎新田由美子 三木由美子 沼本秀昭 松崎雅広 |
概要 | レモンエゴマはシソ科植物の一野生種で、西日本に分布し、近隣では厳島に自生する。レモンエゴマは特有の香気を放ち、これがニホンジカによる食害から逃れる機構の一つと考えられている。レモンエゴマを栽培することによって野生動物とヒトとの生活圏に境を確保できれば、人獣共通感染症への感染リスク低減と畑作物の獣害軽減を期待できる。ドメスティケーションのための栽培条件を明らかにする実験を行なっている。レモンエゴマ子実には、精油成分としてα-リノレン酸64.4%が含有されていた。環境汚染物質集積性を示すCd/Zn値は0.077±0.101で、栽培土壌のそれより高かった。これらレモンエゴマ子実の特徴は、ヒトの健康と生物環境のファイトレメディエーションへの利用可能性を示唆した。 |