ニシミツ キショウ
NISHIMITSU Kisho 西光 希翔 所属 広島修道大学 人文学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/10 |
形態種別 | その他の研究業績 |
査読 | 査読有り |
標題 | Toni MorrisonのHomeにおける語りとトラウマ記憶――語り直しが示す回復への希望 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 関西アメリカ文学 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本アメリカ文学会・関西支部 |
巻・号・頁 | (53),27-40頁 |
頁数 | 13 |
概要 | Toni MorrisonのHomeにおける語りに注目した。本作品では二つの語りが交錯しながら物語が進んでいく。そのなかで興味深いのは、同じ出来事が二極の視点(作者的人物と登場人物Frank)から語られていくことである。この二つの視点による語りがそれぞれを語り直し、物語は真実を明らかにしていく。本論は上記のような、二つの語りの相互作用を明確に論じることを目的とし、PTSDを抱えたFrankの語りが語り直しを経て、回復への希望を見出すのだと指摘した。 |