サワ トシハル
SAWA Toshiharu 澤 俊晴 所属 広島修道大学 国際コミュニティ学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 手話言語条例の継受 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 『山陽論叢』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 山陽学園大学 |
巻・号・頁 | 25巻,161-176頁 |
著者・共著者 | 澤俊晴・小林伸行 |
概要 | 先行研究では、国の政策採用が自治体間の横並び競争を生み、政策波及が生じるとするが、本稿は、力量のある全国的な圧力団体による戦略的な運動によっても、急速な条例の継受が生じること、その際にはモデル条例の提示が有効な手段であることを示し、圧力団体の戦略次第で、条例制定の活発化(可能性の拡大) を背景に、地方レベルの運動により、議論を掘り起こし、マスコミに働きかけ、議会に陳情・請願し、アジェンダとして設定させ、自らが望む条例を制定させることが可能であることを明らかにした。ただ、モデル条例の提示が、各自治体間での相互参照を不活発なものとし、その結果、政策革新が生じにくくなることも指摘している。
(統計分析を小林が担当し、主たる執筆者は澤) |