カタヤマ ショウヘイ
KATAYAMA Shohei 片山 尚平 所属 広島修道大学 経済科学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 開放経済下のIS成長モデルについて |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 修道商学」 (広島修道大学) |
巻・号・頁 | 第34巻(第 2号) |
概要 | 産出量、雇用、為替レート、物価、資本ストックおよび対外資産などが内生的に決定される小国マクロ動学モデルを構築し、定常状態の安定性やマクロ経済政策、外国利子率そして生産性の変化の影響を、モデル分析を通じて考察した。定常状態の局所的安定性は自明でなく、資本集約度の上昇が資本の限界生産性を引き下げるか否かに依存する。金融政策の短期的効果は必ずしもマンデル=フレミング・モデルの場合と同じにならず、外国利子率の低下は短期的に産出量と消費を減少させる。また、外国利子率あるいは生産性の変化は、長期的に資本ストックおよび産出量に影響を及ぼしうる。 (23頁) |