タチバナ ヨウスケ
TACHIBANA Yosuke 橘 洋介 所属 広島修道大学 商学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/09 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 施策立案における事業者側と住民側の意識形成の定量的把握
一中国地域におけるドローン活用事業の調査を事例に一 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 公益事業研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 公益事業学会 |
巻・号・頁 | 72(1) |
担当範囲 | 1章、3章(1)、6章 |
著者・共著者 | 関田隆ー
橘 洋介 |
概要 | 本論文は様々な施策遂行上で問題となり得る、利害関係者の施策に対する意識の把握について、定量的にその意識形成プロセスを把握し、分析したものである。これは事業者側と住民側のどこにギャップが存在し、住民側の理解を得る上では、どのような点を重点的に、そしてどのような順番で説明すべきかを明らかにするものである。したがって、この手法を用いることで、各種施策において利害関係者間で対立が発生する前に対策を検討することが可能となるた、施策の遂行に関わる費用が大幅に引き下げられることが期待される。
本論文での検討を通じて定量的に明らかとなった利害関係者の意識形成プロセスの要点としては、①未知の施策に対しての事業者側の役割は施策の進展に伴って次第に認識されていくということ、さらには、事業者の果たす役割が認識されるにつれて施策に関する課題・問題も認識され始め、住民の施策への期待が高まる、②重要な課題・問題に対して事業者側が対策を講じなければ住民の期待は薄れることの2点である。また潜在的意識としては、③全体的に事業者側が住民側よりも「前のめり気味」である。担当範囲は1章、3章(1)、6章である。 |