|
ニイタ ノリコ
NIITA Noriko 仁井田 典子 所属 広島修道大学 人文学部 職種 准教授 |
|
| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2025/05 |
| 形態種別 | 著書 |
| 標題 | 社会学で考える |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 松籟社 |
| 総ページ数 | 275 |
| 担当範囲 | 第2章、第5章 |
| 著者・共著者 | 中根光敏・仁井田典子・伊藤泰郎・河口和也 |
| 概要 | 第2章:近年、働き方は正規/非正規を問わず「個人の選択の自由」によるものととらえられる傾向にあり、正規雇用者であっても安定した将来が約束されるわけではない。にもかかわらず、一般的に「正規雇用者での就職が当たり前」であると考えられているのは、個人化社会のイデオロギーに囚われてしまっているためであると結論づけた。(67-116頁)
第5章:「自己責任」とされやすい個人化社会において、女性ユニオンWの組合員の女性たちは、労働組合での対等な仲間としてのつながりを持った活動を通して、自分と同じような社会的な立場におかれている他の女性たちへの共感をみいだすことにより、自分たちに共通する「社会問題」として意味づけを転換させることを可能にしたのだと結論づけた。(189-225頁) |