スギウラ ヨリコ
SUGIURA Yoriko 杉浦 順子 所属 広島修道大学 商学部 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/08 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 『アンドレ・マルローと現代—ポスト・ヒューマニズム時代の〈希望〉の再生—』 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 上智大学出版 |
総ページ数 | 420 |
担当範囲 | 『マルローとセリーヌにおける作家表象—1920-30年代を中心に』 |
著者・共著者 | 永井敦子、畑亜弥子、吉澤英樹、吉村和明(共編) |
概要 | 30年代から「行動の作家」として、サルトルに先立って文学界で頭角を示し、レジスタンスを経て最終的に政治家にまでなったアンドレ・マルロー。この極めて〈近代的〉 、かつ〈ヒューマニズム〉について思考を巡らせてきた作家を、21世紀にどのように読み直しができるかという試みに、日仏のマルロー文学の専門家をはじめ、周縁作家の専門家や映画、美術方面から多彩な研究者が集まり、それぞれの可能性を提示したのが、本論集である。執筆者は、マルローと同時代を生き、マルローとは真逆の道を歩むことになった人種差別主義作家L.=F. セリーヌを引き合いに出し、二人が作家としての道を歩みはじめたときにまでさかのぼり、ある意味「思想」が言語化される以前の段階で観察された作家表象の戦略について考察した論文を発表している。 |