|
ニイタ ノリコ
NIITA Noriko 仁井田 典子 所属 広島修道大学 人文学部 職種 准教授 |
|
| 言語種別 | 日本語 |
| 発行・発表の年月 | 2025/05 |
| 形態種別 | 著書 |
| 標題 | 「自己責任」を社会問題として考える―「女性ユニオンW」で活動を続ける女性たち |
| 執筆形態 | 共著 |
| 掲載誌名 | 『社会学で考える』 |
| 掲載区分 | 国内 |
| 出版社・発行元 | 松籟社 |
| 巻・号・頁 | 189-225頁 |
| 頁数 | 38 |
| 総ページ数 | 275 |
| 担当範囲 | 第5章 |
| 著者・共著者 | 中根光敏・仁井田典子・伊藤泰郎・河口和也 |
| 概要 | 女性ユニオンWで活動する女性たちの事例をもとに、「自己責任」として「個人が対処すべき問題」されやすい個人化社会において、彼女たちがいかにして「社会が対処すべき問題」として転換することができたのかについて明らかにした。
かつての彼女たちは自らの人生経験において直面した様々な困難を自らの人生の選択の結果「自己責任」であると認識していたものの、女性ユニオンWにおける労働組合での活動を通して、自分と同じような社会的な立場におかれている女性労働者たちに共感し、対等な仲間としてのつながりを持つなかで、自分や自分と同じような立場におかれた女性たち個人を責めるのではなく、自分たちに共通する社会的な問題として意味づけることが可能になったのだと言える。 |