ヤマザキ アツトシ
YAMAZAKI Atsutoshi 山﨑 敦俊 所属 広島修道大学 商学部 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | マネジメントの理論と系譜
(第5章・第6章担当) |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 同文舘 |
担当範囲 | 第5章「財務諸表論の会計構造論的基盤」、 第6章「国際会計の潮流と諸理論」 |
著者・共著者 | ◎松尾洋治、山﨑敦俊、岡田行正 |
概要 | 第5章「財務諸表論の会計構造論的基盤」では、まず会計学に属する各専門領域の扱う内容と関連性について概説している。そのうえで、財務諸表論における会計利益計算の基礎にある諸概念を取り上げて、会計構造(期間損益計算構造、発生主義、収益費用アプローチ、資産負債アプローチ)と収益会計の発展を概観している。また、ステークホルダーへの情報提供を目的とする利益計算機構と会計基準の展開に底流する「概念フレームワーク」についても論考している。
第6章「国際会計の潮流と諸理論」では、国際会計基準をめぐる理論的展開に触れ、国際的な会計基準とのコンバージェンスの動向を概観している。コンバージェンスにおいては、①その他の包括利益の組替調整、②のれん償却の是非が重要な論点とされている。前者については、包括利益の計算構造と組替調整に注目し、概説している。後者に関しては、規則償却を行うか減損処理に委ねるかといった手法がとられ、現代会計における減損会計の役割は大きい。減損会計についても、このような視点から取り上げて論考している。 |