ナガハマ テルミ
NAGAHAMA Terumi 長濱 照美 所属 広島修道大学 商学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/05 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 「情報セットアプローチの萌芽と継承に関する研究」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『年報財務管理研究』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本財務管理学会 |
巻・号・頁 | (32),40-57頁 |
著者・共著者 | 長濱照美 |
概要 | 本論文の目的は、1992年に英国の会計基準で導入された情報セットアプローチについて、その理論を再考し、情報セットアプローチの歴史と現代的意義について明らかにすることである。考察より、情報セットアプローチは「利益を含む複数の業績の容認および開示」を要請するものであることが明らかとなった。さらに、情報セットアプローチは1975年の英国の概念フレームワークで萌芽がみられたのち、1980年代から現代においても、英国と国際的な議論において継承されていることが明らかとなった。それは、純利益という単一の指標を重視し、いわゆるボトムラインアプローチを採用してきた我が国の会計実務に示唆を与えるものである。 |