スギウラ ヨリコ   SUGIURA Yoriko
  杉浦 順子
   所属   広島修道大学  商学部
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2024/02
形態種別 学術論文
標題 「権威」としての文学賞—初期ゴンクール賞を中心に—
執筆形態 単著
掲載誌名 広島修大論集
掲載区分国内
出版社・発行元 広島修道大学ひろしま未来協創センター
巻・号・頁 64(2),1-21頁
頁数 20
概要 フランスには大変な数の文学賞というものが存在しているが、その始まりと言えるのが、1903年に設立された「ゴンクール賞」である。小説に贈られるこの賞は、今でもフランスでもっとも権威ある賞とみなされているが、昨今、作品を分類するための「ラベル」とも言われる文学賞の「権威」とは、そもそもどのようなものであったのか。本論では、始まりのゴンクール兄弟が残した遺言からそもそもの賞の意図を確認した後で、この賞を取り巻く権威とはどのようなものなのか、とりわけその初期において、どのような影響を及ぼしてきたのかを論じている。