フルカワ ヒロアキ
FURUKAWA Hiroaki 古川 裕朗 所属 広島修道大学 商学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「集団の罪」を巡るドイツ・アイデンティティ――トーマス・マンとカール・ヤスパース―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 広島修大論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 広島修道大学 |
巻・号・頁 | 58(1),151-167頁 |
頁数 | 17 |
概要 | トーマス・マンとカール・ヤスパースは、ドイツ国民の「集団の罪」を巡るドイツ・アイデンティティについて、対照的な議論を展開している。マンの議論は事実上、ドイツ人に対する集団の罪を認めており、ドイツ・アイデンティティの非焦点化を指向している。他方、ヤスパースの主張はドイツ人に対する集団の罪を明確に拒絶しており、ドイツ・アイデンティティを一つのエートスとして指向している。 |