オクダ　ケイ   OKUDA Kei   奥田　圭    所属   広島修道大学  人間環境学部    職種   教授
言語種別	英語
発行・発表の年月	2020/01
形態種別	学術論文
査読	査読有り
標題	Rewilding of Fukushima’s human evacuation zone
執筆形態	共著
掲載誌名	Frontiers in Ecology and the Environment
掲載区分	国外
巻・号・頁	18(3),pp.127-134
頁数	8
著者・共著者	◎Lyons, PC., Okuda, K., Hamilton, MT., Hinton TG. and Beasley, JC.
概要	担当：全頁．チョルノービリと福島における原子力事故に伴う野生生物の生態学的影響について検討する必要がある．しかし，大型哺乳類の個体群レベルのデータは限られている．そこで本研究では，放射能汚染レベル・人口レベルが異なる環境下にセンサーカメラを設置し，福島原発事故後の野生動物への影響を検討した．その結果，放射線汚染レベルが高い環境下にも関わらず，人間が避難した地域において最もアバンダンスが高い種が存在した．これらの結果は，人間の避難が続く福島において再野生化が生じていることを示しているとともに，中・大型の野生哺乳類に対する放射線被ばくの影響は個体または分子スケールで発生しており，個体群レベルの応答は現れないことを示唆している．