フルカワ ヒロアキ
FURUKAWA Hiroaki 古川 裕朗 所属 広島修道大学 商学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/02 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「7月20日事件」追悼記念演説を巡るドイツ・アイデンティティ――東西冷戦下、1954年から1979年まで―― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 広島修大論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 広島修道大学 |
巻・号・頁 | 58(2),177-198頁 |
頁数 | 22 |
概要 | 1944年7月20日に起こったヒトラー暗殺未遂事件について、追悼記念式典が行われるようになった。本稿はその記念演説に関して、1954年から1979年までの演説を分析した。54年と64年の演説では、ドイツ人に課された「恥」を取り除き、名誉とドイツ・アイデンティティの回復が目指された。69年の演説では、ドイツ・アイデンティティではなく欧州アイデンティティの獲得が主張された。74年と79年の演説では、主張の内容が心的に内面化され、より普遍性を指向するものとなった。 |