キタガワ ススム   KITAGAWA Susumu   喜多川　進    所属   広島修道大学  人間環境学部    職種   教授
言語種別	英語
発行・発表の年月	2021/02
形態種別	学術論文
査読	査読有り
標題	German Packaging Waste Policy: Its Development and Significance.
執筆形態	単著
掲載誌名	Origins and Evolution of Environmental Policies: State, Time and Regional Experiences
掲載区分	国外
出版社・発行元	Edward Elgar
巻・号・頁	pp.149-170
概要	本稿では，1970年から1991年にかけてのドイツの容器包装廃棄物政策の形成過程を考察した。1980年代半ばには，バイエルン州の地域政党である保守政党キリスト教社会同盟(CSU)の政治家が，ローカルな利益追求を目的として，同政策の推進を試みたことが明らかになった。一方，1990年前後には，全国政党であるキリスト教民主同盟（CDU）や自由民主党（FDP）の政治家が，ナショナルな利益追及を目的として，同政策を推進しようと試みたことが明らかになった。また，政治的意図や経済的意図から保守政治家や財界が導入したる環境政策であったとしても，それが，その後さまざまな経過をたどり，新しい環境政策上の原則・理念となりうることが示された。