イシダ タカシ
ISHIDA Takashi 石田 崇 所属 広島修道大学 人文学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/11 |
形態種別 | 著書 |
招待 | 招待あり |
標題 | 「言語使用の三層モデルから考える虚構的インタラクション」 |
執筆形態 | 分担 |
掲載誌名 | 『比較・対照言語研究の新たな展開─三層モデルによる広がりと深まり─』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 開拓社 |
巻・号・頁 | 238-276頁 |
担当範囲 | 第9章 |
著者・共著者 | ◎納谷亮平・石田崇 |
概要 | 本章では、三層モデルの新たな適用対象として、虚構的インタラクション(Fictive Interaction)の現れ方に関する日英語間の違いに注目する。虚構的インタラクションとは、対面の会話場面などで用いられるインタラクティブな表現(命令表現や呼びかけ語など)が、非対話場面など、その本来的な用途から離れた場面で利用される現象を指す。公共サインや音声入力における言語使用の観察を通じて、虚構的インタラクションが日本語よりも英語において多くみられることを指摘した上で、このような違いは、「英語は公的自己中心の言語であり、日本語は私的自己中心の言語である」という三層モデルの仮定から原理的に説明できることを論じる。
※共同研究につき本人担当部分抽出不可能 |
ISBN | 978-4758923767 |