オクダ ケイ
OKUDA Kei 奥田 圭 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 教授 |
|
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2020/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | Effects of chronic low-dose radiation on cataract prevalence and characterization in wild boar (Sus scrofa) from Fukushima, Japan |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Scientific Reports |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 10,pp.#4055 |
頁数 | 14 |
著者・共著者 | ◎Samantha L. Pederson, Margaret C. Li Puma, Joshua M. Hayes, Kei Okuda, Christopher M. Reilly, James C. Beasley, Lance C. Li Puma, Thomas G. Hinton, Thomas E. Johnson and Kate S. Freeman |
概要 | 担当:全頁.慢性的な低線量の放射線被ばくによって福島県のイノシシに白内障が生じているか明らかにするため,福島警戒区域内外のイノシシの,核・皮質・後方嚢胞下白内障の有無を評価した.被ばく量が多いイノシシと対照群の間では,皮質や後方嚢胞下白内障の発症率に有意な差は認められなかった.しかし,核白内障は被ばく量が多いイノシシで有意に高かった.被ばく線量と核白内障の発症率との間には正の相関がみられたが,年齢の影響を排除した検討をするには至らなかった.ただし,核白内障においても重度の障害はみられず,臨床的な重要性は低かった. |