キハラ イチロウ
KIHARA Ichiro 木原 一郎 所属 広島修道大学 国際コミュニティ学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2021/09 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「グローカル・プロジェクト」の検証 -理念・実践・課題- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 修道法学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 44(1) |
著者・共著者 | ◎木原 一郎、竹井 光子 |
概要 | 本稿では、グローカル教育に関する研究動向の中での「グローカル・プロジェクト」の位置づけを論じるとともに、さらなら発展を試みるための検証を行った。
「グローカル・プロジェクト」では、セミナーの理念や目標を継承しつつ、学部カリキュラムの理念にもとづく新たな側面を取り入れる試みを行った。成果の一端を「グローカル・プロジェクト」第一期生へのアンケート調査の結果に見い出すことができた。 「グローカル・プロジェクト」は学部生全員を対象としているにも関わらず、実施初年度については地域行政学科の学生のみの参加にとどまった。ポートランドを軸にしたカリキュラムの関連性、継続性もアピールする点の一つとなるであろう。 初の運用となった2020年度はコロナ禍により予期せぬ調整を余儀なくされた。「グローカル・プロジェクトB」のオンラインプログラム化も、現地での実体験の不足という点では参加学生への期待に十分に沿うことができなかった。しかしながら、「第三次性(thirdness)」という新たな視点に注意を向けるきっかけともなった。 |