シマザキ タイチ   SHIMAZAKI Taichi
  嶋﨑 太一
   所属   広島修道大学  健康科学部
   職種   助教
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2025/09
形態種別 学術論文
標題 ジョン・ケイルの自然哲学方法論―ニュートン「哲学することの諸規則」成立史の一視角―
執筆形態 単著
掲載誌名 健康科学研究
掲載区分国内
出版社・発行元 広島修道大学ひろしま未来協創センター
巻・号・頁 9(1),35-50頁
頁数 16
概要 最初期のニュートン主義教科書であるジョン・ケイル『真の自然哲学への序説』における「諸公理」は、ニュートンの「哲学することの諸規則」に相当する内容であるが、ケイル自身の方法論に基づいて再構成されている。『序説』は『プリンキピア』第二版刊行前のものであり、当時は「哲学することの諸規則」はまだその名称をもっておらず、「諸仮説」の中に含められていた。その時期のケイルの哲学方法論を分析することで、「哲学することの諸規則」成立史の一つの視点を得ることができる。本論文では、アリストテレス主義に注目して、そこへの態度がニュートンの「哲学することの諸規則」の確立を促した可能性を指摘した。