イシダ タカシ
ISHIDA Takashi 石田 崇 所属 広島修道大学 人文学部 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/02 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「名詞由来の-ed形容詞に生じる解釈強制についての予備的考察」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 広島修大論集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 広島修道大学ひろしま未来協創センター |
巻・号・頁 | 63(2),55-71頁 |
著者・共著者 | 石田崇 |
概要 | 本論文は、forked roadやdogged persistenceのような語彙化した-ed形容詞の特殊な意味に注目し、当該意味は、Takehisa (2017) が主張しているRNを基体名詞とする派生分析とIshida (2021) の名詞修飾に関する仮説を統合させることで捉えられることを明らかにした。具体的には、-ed形容詞の基体名詞は、解釈上、RN相当名詞と複合形容詞を成しており、意味的に希薄な主要部であるRNは、名詞句や名詞修飾要素でよく見られる「全体を部分で表す」というメトニミーによって省略されることで解釈強制が生じていることを明らかにした。 |
DOI | https://doi.org/10.15097/00003342 |