キタガワ ススム
KITAGAWA Susumu 喜多川 進 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 自動車環境対策と雇用喪失―1970年代自動車排出ガス規制と2020年代EVシフトの比較 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 寺尾忠能編『「後発の公共政策」としての資源環境政策―理念・アイデアと社会的合意』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本貿易振興機構アジア経済研究所 |
巻・号・頁 | 119-152頁 |
概要 | 本稿では,ある環境対策が大量の雇用喪失を招くとの予想に基づき,その対策に反対する主張を「雇用喪失説」と呼び,自動車に関する環境対策に焦点を当てる。そして,日本でのこの約50年の自動車環境対策における代表的なふたつの雇用喪失説である,1976年度自動車排出ガス規制と,今日のガソリン車等から電気自動車(EV)への転換という潮流であるEVシフトの事例の比較分析をおこなった。申請者が提唱した「環境リアリズム」という概念に基づいて分析することにより,両者の大きな違いが明らかになった。 |