カワムラ クニオ
KAWAMURA Kunio 川村 邦男 所属 広島修道大学 人間環境学部 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2004/07 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読有り |
標題 | 水溶性カルボジイミドを用いるオリゴヌクレオチドの縮合反応に対する鋳型オリゴヌクレオチドの影響:高温下で働くことをめざしたRNA生成モデルの探索 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Viva Origino |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 32(2),68-80頁 |
著者・共著者 | ◎川村邦男,岡本文敬,奥田宜子 |
概要 | オリゴヌクレオチドの縮合反応を調査し、水熱条件下で調べることができるオリゴヌクレオチドの形成に関するプレバイオティクスモデル反応を開発しました。(1) 12-mer オリゴヌクレオチド (5’-pGGGGCCCCCCGGrG、5’-pGGGCCCGGGCCrC) の縮合、(2) オリゴシチジル酸テンプレートの有無でのオリゴグアニル酸 (5’-pGGGGGrG、5’-pGGGGGGGrG) の縮合、(3) グアニンとシトシンを含むミックスヘキサヌクレオチド (5’-pGGGCCrC、5’-pGCGCGrC、5’-pGCCCGrG) の複数の 12-mer オリゴヌクレオチドの有無での縮合の反応挙動を 0~25 oC で調査しました。 12 量体オリゴヌクレオチドの環化速度は、以前の研究で決定された 6 量体ヌクレオチドの速度とそれほど変わりませんでした。これらの結果は、短いオリゴヌクレオチドの環化はテンプレートオリゴヌクレオチドの存在下でも容易に進行し、短いオリゴヌクレオチドの二量体化による RNA の蓄積は効率的ではないことを示しています。 |